税理士法人創経スタッフブログ
 

個人型確定拠出年金(iDeCo)

カテゴリー:㈱SSC 2017.07.21

今年の1月より個人型確定拠出年金の加入要件がが拡張されました。
この個人型確定拠出年金ですが、個人型DC、個人型401k、iDeCo等様々な呼び方があります。
昨年より、この制度の愛称はiDeCoと呼ぶことが決まったこともあり、当ブログではiDeCoと呼ぶことにします。
iDeCoとは?
加入者が月々の掛け金を拠出し、予め用意された金融商品(定期預金・保険・投資信託)で運用し、
60歳以降に年金または一時金で受け取ることができます。
従来は自営業者や企業年金のないサラリーマンが加入対象でしたが、
拡張により企業年金のあるサラリーマンや公務員、更には専業主婦も加入が認められるようになりました。

加入のメリットは?
・毎月の掛け金が全額所得控除
・運用利益利益が非課税
・受取時も控除が受けられる

この様に老後資金を普通預金で貯金しておくよりも、
iDeCoで運用をした方がメリットは大きいように見えます。
また、運用リスクをとりたくない場合は元本確保型(定期預金・保険)、
高いリターンを望む場合は投資信託メインの運用と、ニーズに応じて運用方法を選ぶことができます。

デメリットは?
・60歳までお金を受け取ることができない
・手数料がかかる
・元本割れのリスクがある

この制度の効果を最大限発揮するには、運用のリターンと節税効果を出す必要があります。
気を付けなければならないのは専業主婦や、年収が103万以内の所得税がかからない人です。
運用リスクを避けるため元本確保型の商品で運用する人が多いですが、
元本確保型は定期預金等で運用するため、超低金利の現在ではほぼリターンを生み出しません。
となれば節税で効果を出すしかないのですが、そもそも税金が発生しないため、こちらでも加入のメリットがありません。
毎月の管理手数料、受給時にも手数料が発生しますので、結果元本割れというケースもあり得ます。
このような人の場合は運用リスクがあってもリターンを生み出せる商品で運用した方が良いと言えるでしょう。

気軽に加入できる制度ですが、内容や仕組をしっかりと理解していないと損をしてしまう可能性もありますので、しっかりと説明を受けた上で判断をしたほうが良いかと思います。